唐津くんちは2017年も中止にならない!?

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秋は収穫の季節。
全国津々浦々で秋祭りが行われます。九州でも秋祭りを行いますが、九州北部では秋祭りを「くんち」と呼びます。
その中でも日本三大くんちのひとつである唐津くんちは延べ50万人の人出と豪華な曳山で全国でも有名です。
その曳山は重要有形民俗文化財、祭り行事は国の重要無形民俗文化財に指定されています。また2016年には「山・鉾・屋台」としてユネスコの無形文化遺産としても登録されました。
今回はその唐津くんちについて歴史や由来とともに開催情報をご紹介します。

開催情報
日程 2017年11月2日(木)〜4日(土) 
場所 唐津神社
TEL 0955-74-3355
公共交通JR唐津駅
駐車場最寄りにいくつかあり
料金無料
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唐津くんちの歴史

神輿から始まった唐津くんち

佐賀県唐津市にある唐津神社で行われいる唐津くんちは、1661〜1672年頃に始まった神輿の御神幸からと言われています。
有名な曳山の登場は1819年に奉納された「赤獅子」で、祭りが始まってから随分と後になってからのこと。
その後1876年までに15台の曳山が奉納され、そのうち1台が消失し、今では14台が奉納されています。

開催日も色々と変わっていた

旧暦9月29日の本祭(本殿祭、神幸祭のこと)を中心として営まれていましたが、新暦に変更されたことにより、本祭が新暦の10月29日に、町廻りが翌30日に変更となります。宵曳山が正式行事に加わったのは実は昭和に入ってからで、1962年からです。
週休制の浸透や観光のために1968年に宵曳山を11月2日、神幸祭を祝日である3日、町廻りを4日に変更しました。
そしてこの3日間を「唐津くんち」と言います。

滅多に中止にならない神幸祭

唐津くんち

出典:wikipedia

11月3日は晴れの特異日とされています。そのため、雨によって中止された2001年が68年ぶりとほとんど中止にならないことでも有名です。
他にも昭和天皇が病床に伏し日本中が自粛ムードが漂う中、病気平癒祈念として行ったり、基本的に男性がひくとされている曳山も第二次世界大戦で徴兵されてしまった時も女性がひいたりと祭りを中止にしないための努力を惜しまないことも特徴の一つです。

唐津くんちの一番の見どころは曳山!

豪華な曳山一体どう作られている?


14台ある曳山は「漆の一閑張」と呼ばれる主に漆器、茶道具などに使われる技法を使っていますが、流石に2〜5トンある曳山。
通常の一閑張以上に手間や技術が詰まっており、今でも、約25年に1度漆の塗り替えが行われています。

なんとこの豪華な漆の工芸品は現代の制作費に換算すると1〜2億円で制作にも3〜4年かかるそうです。
現在300万円〜500万円ほどが一般的な山車の相場ですが、唐津くんちの曳山は相当なものですね。

唐津くんちの曳山の種類は??鯛や赤獅子だけではありません!

曳山に共通する基本的な構造は、巨大な張り子のような獅子頭や鯛などを台車の上に載せています。
台車の前方には100mほどの長さになる2本の綱があり、それを数十人の曳子がひいていくのです。また、台車の後方には2本の梶棒(かじぼう)があり、この棒で進行方向を操作します。

各曳山には製作順に番号が付されており「○番曳山」あるいは「○番ヤマ」と呼ばれています。

  1. 刀町の赤獅子(1819年・文政2年)
  2. 中町の青獅子(1824年・文政7年)
  3. 材木町の亀と浦島太郎(1841年・天保12年)
  4. 呉服町の九郎判官源義経の兜(1844年・天保15年)
  5. 魚屋町の鯛(1845年・弘化2年)
  6. 大石町の鳳凰丸(1846年・弘化3年)
  7. 新町の飛龍(1846年・弘化3年)
  8. 本町の金獅子(1847年・弘化4年)
  9. 木綿町(きわたまち)の武田信玄の兜(1864年・元治元年)
  10. 平野町の上杉謙信の兜(1869年・明治2年)
  11. 米屋町の酒呑童子と源頼光の兜(1869年・明治2年)
  12. 京町の珠取獅子(1875年・明治8年)
  13. 水主町(かこまち)の鯱(1876年・明治9年)
  14. 江川町の七宝丸(1876年・明治9年)

※明治22年までは15台あり、それは「黒獅子」の曳山でしたが原因不明の消失とのこと。残念です。

この曳山を笛・太鼓・鐘の囃子にあわせ曳子(ひきこ)たちが「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」と掛け声とともひき、唐津市内の旧城下町を練り歩くのです。

曳き廻し

見どころは、重さが2トン以上もある曳山の車輪が砂地にめり込むのをものともせず、所定の位置まで一生懸命に曳き込んでいく勇壮さである。なおこの日は神事の為、赤獅子は頭の上に御幣を掲げ神幸路を清めながら進む。

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唐津くんちの日程

初くんち

日時:10月9日(金)
場所:唐津神社
唐津神社の神前で各町の曳山囃子を奉納します。その後「おこもり」と呼ばれる各町ごとに共同で飲食をし、祭りの始まりの宣言となります。
それ以降、囃子の稽古が本格化し、街全体がくんちムードとなります。

神輿飾りと唐津神祭本殿祭

日時:10月29日(木)
場所:唐津神社
御神幸で巡航する唐津神社の神輿の飾り付けとその年の豊作、繁盛を神前に報告し、感謝する「本殿祭」が行われます。
これが唐津くんちの本来としての祭りです。そのため神幸祭とは違い、日付をずらすことはありませんでした。

宵曳山

日時:11月2日(月)19:30~22:00
場所:各町から唐津神社
19時30分になると、火矢を合図に刀町の「赤獅子」が出発。
その後、各町の提灯の灯りをまとった曳山が順通りに一番近い場所から参加して唐津神社へ。
市内を一巡した後、神社前に整列し、翌日に控えます。

 神幸祭

日時:11月3日(火)9:30~16:30
場所:唐津神社〜市内〜旧大成小学校の敷地

御神輿がお旅所へと向かうのを曳山が先導・護衛しながら市内を巡行します。
12時頃になると、御旅所(大成小学校)で1番曳山「赤獅子」を先頭に次々と「曳き込み」が年代順に行われます。
15時を過ぎると、「曳出し」が行われ、各町に曳山が戻っていきます。

町廻り

日時:11月4日(水)10:00~17:30
場所:唐津神社〜唐津駅

前日の御旅所神幸を終え各町内に持ち帰られた曳山が再び唐津神社前に集合します。
花火を合図に市内東廻りのコースをゆっくり練り歩き、お昼ごろにJR唐津駅前に並べられます。
その後市内西廻りのコースを巡行し、最後に曳山展示場内に曳山が納められ、3日続いた唐津くんちの閉幕です。

神輿受取渡の儀

日時:11月5日(木)
場所:唐津神社
その年の神輿の当番町から翌年の当番町へ神輿を引き渡す儀式です。
翌年の当番町は神輿を神社内の倉にしまい、その次の年の当番町に引き渡すまで、その管理の任に就きます。

唐津くんちのルート


※2014年時のもの

唐津くんちで停められる駐車場は?

  1. 虹の松原駐車場(臨時)
  2. ロイヤルホテル前河川敷(臨時)
  3. ロイヤルホテル横(臨時)
  4. 東城内駐車場(有料)
  5. 旧高取邸駐車場(有料)
  6. 南城内駐車場(有料)
  7. 浄水センターグランド駐車場(臨時)
  8. 材木町駐車場(有料)
  9. ふるさと館アルピノ(有料)
  10. 松浦河畔公園駐車場(臨時)

こちらも上記のマップより参考してください。

まとめ

これほど個性豊かな曳山が14台も見れるお祭りは中々ありません。
是非1度は見てみたいですね!

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