初詣にどこに行こうか決まりましたか?
氏神様、去年も行ったあの場所、今年は海外旅行と色々と悩みます。
けれども1年の始まりはしっかりと身を引き締めて今年の抱負を祈願したいですよね。
今回は日本で初詣するなら一番人気である明治神宮について紹介いたします!
明治神宮の初詣は?
名の通り明治天皇とその皇太后である昭憲皇太后がご祭神として祀られていて、
東京でも1番大きい神社として知られています。
そのため毎年300万人を超える参拝者数を誇ります。
初詣はいつまで?
では初詣はいつまでやっているでしょうか。
基本的に1月中に参拝できれば初詣としては遅くありません。
新年にまつわる行事や展示なども1月中に行われています。
けれどもやっぱり新年を感じるのであれば元日から3が日にいきたいですよね。
▶関連記事 初詣はいつまでに行けばよい?由来や意味・喪中のときは?
初詣できる時間・開門状況は?
明治神宮も大晦日から大体1月4日頃までは通常と違う開門時間となっています。
日付 | 参拝時間 | 備考 |
---|---|---|
大晦日 | 6:40~0:00 | ※大晦日~元日は終夜お参りできます。 |
2日 | 0:00~19:00 | |
3日 | 6:40~18:30 | |
4日 | 6:40~18:30 | |
5日以降 | 6:40~16:20 |
正月の参拝時間は、状況により変更される場合があるので注意!
年越しの閉門はありません。
今年の厄年はこの年齢!
昔から厄払いをしてもらうなら松の内(東京では1月7日まで)にといわれています。
明治神宮では毎日行っていますが、やっぱり1年の始めに払ってもらいたいですよね。
2017年の厄年は以下の通りです。
男性
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
24歳(平成5年) | 25歳(平成4年) | 26歳(平成3年) |
41歳(昭和51年) | 42歳(昭和50年) | 43歳(昭和49年) |
60歳(昭和32年) | 61歳(昭和31年) | 62歳(昭和30年) |
女性
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
18歳(平成11年) | 19歳(平成10年) | 20歳(平成9年) |
32歳(昭和60年) | 33歳(昭和59年) | 34歳(昭和58年) |
36歳(昭和56年) | 37歳(昭和55年) | 38歳(昭和54年) |
また11日13時から車のお祓いが出来るそうです。
おみくじは吉凶がでない?
初詣と言えば今年1年を占うため誰もがおみくじをすると思います。
実は明治神宮のおみくじは大吉や大凶といった結果はでません。
明治神宮のおみくじは「大御心」といい、ご祭神である明治天皇、昭憲皇太后が詠まれた和歌とその解説が書かれています。
いつもと違うおみくじを楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。
初詣期間中の清正井は入り口がいつもと違うの?
明治神宮境内にはあの加藤清正が掘ったという伝説がある「清正井」というわき水がでる井戸があります。
都内では数少ないわき水の一つです。
またパワースポットとしても有名なこの「清正井」ですが、三が日は入り口が北口から東口へ変更されます。
本殿とは離れた場所にありますが、こちらもとても混雑するため整理券配布があります。
整理券の配布も東口で行われますが、場所が違うので注意が必要です。
【 清正井(御苑) 開苑時間 】
元日 8:00~16:30
2日 8:30~16:00
3日 9:00~16:00
個性的な屋台がたくさん!
明治神宮には「ふれあい広場」という食事できるスペースと屋台が普段から並んでいますが、初詣はさらに賑わいます。
甘酒やもんじゃまん、ズワイカニ串やステーキ、ラーメンなどちょっとお祭りででる屋台と違うラインナップが冷えた身体を温めてくれます。
年末年始に行われる明治神宮の行事
新年除災招福祈願祭
日本では年の始めに神社に詣で、災いを除き、一年の幸福をお祈りする、古くからの習わしがあります。
明治神宮神楽殿では年の始めの新年除災招福祈願祭を承っており、3が日は初穂料がかかりますが、個人でも法人でも受けることが出来ます。
そして3が日の場合、祈願前に御本殿の大太鼓が打てます。
歳旦祭
元旦の早朝に行われる祭儀で、皇室の弥栄と国家の隆昌を祈り、今年の誓いを新たにする祭典です。
武蔵野御陵遥拝
1月7日は昭和天皇崩御の日にあたり、御陵を遥拝(ようはい)してお偲びする式です。
新春書道展
1月5日~30日に全国の小・中学生から奉献された、約2万5千点の作品から特選300点が回廊に展示されます。
混雑状況・回避方法は?
待ち時間はどれくらい?
日本一の参拝人数になるため待ち時間、混雑状況も重要ですよね。
元旦のみですが以下の通りになります。
日時 | 待ち時間 |
---|---|
大晦日23時〜0時 | 1時間~2時間前後 |
元日0時~3時 | 3時間~4時間前後 |
4時~6時 | ほとんど待たず |
7時~12時 | 1時間~2時間前後 |
12時~15時 | 2時間~3時間前後 |
15時~19時 | 1時間~2時間前後 |
ピークは年が明けてすぐ0時~3時と日が昇ってからお昼頃12時~15時になります。
また元日は通常より閉門時間が長く19時頃ですが、特に決まっているわけではないので注意して下さい。
混雑を回避する方法はある?
東京と言えど、正月は大変寒いです。
有名な明治神宮でご利益にあやかりたいという思いとは裏腹に出来るだけ早く済ませたいという気持ちもでてきますよね。
そんな方には以下の方法がオススメです。
ピーク時間を外す
まずは上記で紹介したピーク時間を避けるというのがあります。
元旦の朝がオススメです。
原宿口を避ける
明治神宮に入るには「南参道」「西参道」「北参道」3つのルートがあります。
普段からデートスポットとしても人気のある原宿に近いJR原宿駅と東京メトロ明治神宮前駅が最寄駅の南参道ルートはとても混みます。
JR原宿駅は、初詣のために臨時改札口が解放されますが、それでも圧倒的に混むため、混雑が嫌という方は絶対に避けた方が良いです。
オススメは小田急線の参宮橋駅からすぐの西参道ルートです。
裏口という感じはありますが、混雑からは解放されますし、新宿駅からも近いので便利です。
元旦、または三が日を避ける
元旦は早朝以外はほぼほぼ1時間は並ぶ覚悟が必要です。
元旦ほどではありませんが2,3日もそれなりに混むので、絶対に混んでるのは嫌だという人は3が日以降に参拝することをオススメします。
明治神宮は厄払いも毎日出来るので、割り切って3が日を外すのもありですね。
参拝時の注意点
それでもやっぱり初詣は元旦に!という人は多いですよね。
ですので、初詣にこんな準備をしていけば待ち時間も怖くない!という注意点をお伝えします。
トイレは絶対に済ます!
正月ですので、祝い酒や寒いから温かい飲み物を飲んでしまうということはあると思います。
それでも長ければ3,4時間参拝するために寒い中いることになればトイレが近くなるのは必然です。
また女性の場合、トイレが長蛇の列になるので必ず先に済ませておきましょう。
将棋倒しに気をつける!
混雑時は本当にせまい中、動いたり止まったりと移動します。
そのため、小規模な将棋倒しがたびたび発生します。
正月気分でお酒を飲んで、はしゃいでいる人も多いためいざこざも起きやすいので、
よく周りを見てお互い気を使い気持ちよく初詣を楽しみましょう。
服装に注意
暖かい格好やカイロを持つと言うことも当然大事ですが、明治神宮は砂利道ですので、
ヒールや脱げやすい靴などは控えるのが無難です。
一度脱げてしまうと見つけられなくなる可能性も高く、また将棋倒しの原因になります。
初詣の時だけは靴はファッションよりも機能重視で選びましょう。
suicaは必須!
駐車場が使えないので、帰りも混雑は続きます。
日が昇っていれば、そのまま原宿などに遊びに行くこともできますが、カウントダウンを楽しみに行く方はsuicaは必須です。
また事前にチャージも忘れないようにしましょう。
明治神宮の基本情報
祭神 | 明治天皇、昭憲皇太后 |
ご利益 | ー |
アクセス(南参道) | JR山手線「原宿」駅 東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前<原宿>」駅 |
アクセス(北参道) | JR山手線「代々木」駅 都営地下鉄大江戸線「代々木」駅 東京メトロ副都心線「北参道」駅 |
アクセス(西参道) | 小田急線「参宮橋」駅 |
駐車場 | 有 |
住所 | 〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1−1 |
電話番号 | 03-3379-5511 |
公式サイト | 明治神宮 HP |
※三が日は、駐車場は使えません。4〜6日は北口から一部駐車場が利用できます。
まとめ
参拝者数で1位を誇る明治神宮。東京に住んでいなくとも一度は来てみたいですよね。
カウントダウンであれ、混雑を避けてであれ大事な1年の始まりです。
風邪を引かないようカイロやコートなど寒さ対策はしっかりしてお参りして下さいね。