正月は一体いつからいつまで?【元旦・3が日・松の内】

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正月

「仕事が始まっているけどいつまで正月なの?」
「三が日までがお正月でしょ」

日本人にとって年末から始まる連休は楽しみであるもののお店はほとんど閉まっており、家でゆっくり過ごしている人も多いのではないでしょうか。
1月4日から仕事や学校が始まり日常に戻りますが、正月自体はまだ終わっていないということを知ってましたか?

今回は実際の正月がいつまでなのかをお伝えします。

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正月って何?

正月飾り
正月とは旧年が終わり無事新年を迎えられたことを先祖の霊に感謝し、新年の豊作を祈る年中行事の1つです。
おせち料理や正月飾り、正月行事などで盛大に祝います。

正月って何月?

旧正月
実は正月は「しょうがつ」または「しょうがち」と読むこともあるって知ってましたか?
びっくりですよね。
でもそれ以上に「正月って数字じゃないけど何でなんだろう」と疑問に思いませんか?
実は1年のはじめの月を新暦では「1月」、旧暦では「正月」と呼びます。

旧暦は東アジアで使われていたもので、日本では天保暦とも呼ばれています。
明治5年に廃止され、現在使われている新暦となりました。

古代中国で正月は「王正月」と呼ばれ、皇帝が正月をいつにするか決めたことに由来します。
この暦が日本にも伝わり、正月という呼び名が定着しました。

他にも正月には「新春」「年明け」「初春(はつはる)」「歳旦(さいたん)」「年初(としはじめ)」「年頭」「睦月(むつき)」など様々な呼び方があります。

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正月っていつを指すの?

三が日
「正月は新暦で1月」と聞けば、1月1日から31日と思い浮かべるでしょう。
「じゃあ元旦とか三が日って何?」という疑問がわきますよね。

実は、正月という言葉には、期間をあらわす場合と行事をあらわす場合があります。
そして行事としての正月には様々な区切りがあるのです。
地域によっても様々ですが、今回はざっくりと紹介します。

正月事始め

12月8日(地域によっては13日)を「正月事始め」といい、1年の汚れを落とす「煤払い」や、門松やおせち料理を作るための薪を取りに行く「松迎え」など正月を迎えるための準備をはじめる日とされています。

元日(がんじつ)

元日は1月1日のことを指し、国民の休日に制定されています。
またこの日から2日にかけての夜に見る夢を「初夢」といい、「一富士二鷹三茄子」が夢にでてくると縁起がよいとされています。

元旦、元朝(がんたん、がんちょう)

元旦は1月1日を指すこともありますが、その日の朝もしくは午前中という意味が強いです。
元旦の「旦」の字を見ていただくと、太陽が昇っていることを表しているのが見て取れますよね。
ですので、「元日の朝」という表現はあっても、「元旦の朝」という表現はおかしいので注意しましょう。

三が日

仕事始め
期間は1月1日〜3日です。
日本の官庁をはじめ、多くの企業が休日としている期間で前年の12月29日からの休日を含め6連休となります。
元日以外は法定外の休日です。

現在はコンビニの365日24時間営業やデパートの福袋販売などが当たり前になったので、三が日にも商売をするところは増えてきていますね。

三が日の過ごし方については昔からの言い伝えがあります。
おめでたい時期ですので、神様を迎えるためにしてはいけない事があります。

  • 掃除をしてはいけない(神様を掃いてしまうため)
  • 火を使ってはいけない(荒神である火の神様を怒らせてしまうため)
  • 水仕事や風呂に入ってはいけない(福の神を流してしまうため)
  • 刃物をつかってはいけない(よい縁も切ってしまうため)
  • 大金を使わない(その年が散財の年になってしまうため)

上記のような習わしがあるため年末に大掃除や日持ちのするおせち料理を用意するのです。

逆に「おこないはじめ吉」といい三が日の間にするとよいと言われていることもあります。

  • 歯固(はがため)・・・固いモノをたべることで、1年の健康を祈念します。
  • 着衣始(きそはじめ)・・・オシャレな服を新調し、新年を迎えます。
  • 姫始(ひめはじめ)・・・様々な解釈がありますが、一番有力なのはやわらかいご飯をいただくことです。現在では「秘め事」を指すことが多いですね。

小正月(こしょうがつ)と大正月(おおしょうがつ)

どんと焼き

By: se7en

日本では農事のはじまる時期を1年のはじめとしていたようです。
満月に先祖の霊でもある「歳神様(歳徳神)」が迎えられ正月になると考えられていました。

歳神様(としがみさま)とは毎年正月に各家にやってくる神様です。
門松や鏡もちなどの正月飾りをすることでおむかえすることができます。
地方によってはお歳徳(とんど)さん、正月様、恵方神、大年神(大歳神)、年殿、トシドン、年爺さん、若年さんと呼び方はさまざまです。

そしてこの正月を「小正月」と呼び、現在の1月15日になります。
正月飾りを焼く「左義長(さぎちょう)」「どんと焼き」も1月15日またはその近くの週末などに行われます。

一方朝廷が定めた元日から1月7日までを「大正月」と呼びますが、多くの人が農業に関わりの深い小正月を重視しており、一部の地域では今も根付いています。

また小正月には「二番正月」「望正月(もちしょうがつ)」「若正月」「花正月」「女正月」といった別称があり、人々と関わりの深さが感じられますね。

松の内

松の内とは正月飾りのひとつである門松を飾る期間です。
期間は関東では1月1日〜7日で「松七日」とも呼びます。
関西では小正月である1月15日までが松の内です。(※関西や関東のなかでも、地域によって異なります。)

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そもそも松の内は全国的に1月15日に行われていました。
けれども徳川幕府が家康の月命日である20日を忌み嫌ったため、1月20日に行われていた鏡開きを1月11日に早めました。
鏡開きは正月を終えてから行う行事であるため、松の内に行うのは良くないということで、今度は松の内の期間を小正月から大正月である1月7日に変えるようにお触れを出したのです。

ただしお触れは関東までにしか浸透せず、関西と時期がずれるようになりました。

二十日正月

あら炊き

アラ炊き 出典: むしやしない

文字通り20日に行われます。
正月の祝い納めの日として、餅や正月料理を食べ尽くしたり飾り物を納めたりします。
また仕事を休む物忌みの日ともされています。
関西地域では正月に食べたブリの骨を二十日間酒粕の中に入れ、ごぼうなどと食べるため「骨正月」とも呼ばれています。
他の地域でも「乞食正月」「棚探し」「フセ正月」といった呼び方があります。

正月はいつまでかはこの4パターン+1

今までのことをおさらいすると正月がいつまでかを具体的な日付でいうと大きく分けて4パターンあります。

  • 1月1日〜31日…暦としての正月
  • 1月1日〜7日(大正月)…松の内(主に関東圏)
  • 1月1日〜15日(小正月)…松の内(主に関西圏)
  • 1月1日〜20日(二十日正月)…二十日正月(全国各地)

全国的な統一感はなく、住んでいる地域で違いが出てくるようです。
けれども多くの現代人にとっては仕事や学校の連休が終わる三が日が正月の終わりとしてしっくりくるかもしれませんね。

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